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車のエアコンが冷えない原因はガス漏れ?空調ユニットを分解点検|宮崎市

執筆者の写真: ハニカム コーヘイ
ハニカム コーヘイ
10月1日
読了時間: 7分

「最近、車のエアコンが前より冷えない」「エアコンガスを補充したのに、また効きが悪くなった」


このような症状が出ると、まず「エアコンガスが減っているのでは?」と考える方も多いと思います。もちろん、冷媒ガスが不足するとエアコンの冷えは悪くなります。


ただし、ガスが減っている場合は、どこかから冷媒が漏れている可能性もあります。


そのため、漏れている箇所を確認せずにガス補充だけを繰り返しても、一時的に冷えるようになったあと、再び効きが悪くなるケースがあります。


宮崎市のHONEYCOMB maintenance SHOPでは、エアコンの症状を確認しながら、必要に応じて空調ユニット周辺まで点検・分解し、不具合箇所を絞り込んでいきます。今回は、実際の作業写真を見ながら、なぜ車のエアコン修理では原因診断が重要なのかをご紹介します。


今回のエアコン修理について


今回の作業では、車両後部の内装を取り外し、リア側の空調ユニット周辺まで分解して状態を確認しています。


エアコンの不具合といっても、原因は必ずしも一つではありません。冷媒ガスの量だけではなく、配管、コンプレッサー、コンデンサー、エバポレーターなど、エアコンシステム全体を考えながら原因を探していく必要があります。


特に車内の奥に配置されている部品を確認する場合は、今回のように内装を大きく取り外さなければ点検できないこともあります。


車のエアコンが冷えなくなる主な原因


冷媒ガス不足


カーエアコンは冷媒を循環させながら車内を冷やしています。冷媒量が不足すると、本来の冷却能力を発揮できず、「冷えが弱い」「ぬるい風しか出ない」といった症状につながることがあります。


ただし、冷媒不足そのものだけでなく、なぜ減ったのかを確認することが重要です。


冷媒ガス漏れ


配管の接続部分、ホース、コンデンサー、エバポレーターなどから冷媒が漏れる場合があります。漏れがある状態でガスを補充しても、時間が経つと再び冷媒量が不足する可能性があります。


「以前ガスを入れたのに、また冷えなくなった」という場合は、ガス漏れを含めた点検が必要です。


コンプレッサーなど機械系の不具合


エアコンコンプレッサーや関連する電装部品などに不具合がある場合も、十分に冷えなくなることがあります。症状だけで原因を決めつけず、作動状態や圧力などを確認しながら診断します。


エバポレーター・コンデンサー周辺の不具合


エバポレーターやコンデンサーは、エアコンが熱を移動させるために重要な部品です。冷媒漏れや冷却効率の低下などがあると、エアコンの効きに影響する場合があります。


エアコンガスを補充するだけでは直らないケースがあります


「冷えない=ガスを入れる」という考え方だけでは、根本的な解決にならない場合があります。たとえば冷媒が漏れている場合、一度ガスを補充すると一時的に冷えるようになっても、漏れが続けば再び症状が出ます。


そのため、「症状の確認 → 冷媒量・圧力などの点検 → 漏れや作動状態の確認 → 必要な修理」という順番で原因を探していくことが大切です。


エバポレーターとは?


エバポレーターは簡単にいうと、車内の空気を冷やすための熱交換器です。


冷媒がエバポレーター内部を通過するときに熱を吸収し、その周囲を通った空気が冷やされて吹き出し口から車内へ送られます。


車種によって配置や構造は異なりますが、車内の奥深い場所に取り付けられていることもあり、点検や修理のために周囲の内装や空調ユニットを取り外す必要があるケースがあります。


今回の点検・分解作業


車両後部の内装を取り外して空調ユニットを点検している様子
車両後部の内装を取り外し、リア側の空調ユニット周辺を点検している様子

写真では、車両後部の内装が大きく取り外されていることが分かります。エアコン修理というとボンネット内だけを点検するイメージがあるかもしれませんが、空調部品は車内側にも配置されています。


点検したい部品の位置によっては、内装をここまで分解してアクセスする必要があります。


リア側の内装を取り外し空調ユニット周辺へアクセスした状態
リア側の内装を取り外し、空調ユニット周辺へアクセスした状態

内装を外すことで、通常は見えない空調ユニットや配管周辺を確認できるようになります。こうした作業では、単に部品を交換するのではなく、まずどこに異常の手掛かりがあるのかを確認することが重要です。


エバポレーター周辺を確認


取り外したエバポレーターと空調ユニット周辺
取り外して内部を確認しているエバポレーター・空調ユニット周辺

こちらは取り外した空調ユニット内部です。フィン状になっている熱交換器部分など、普段はケース内部に収まっていて外側から確認できない部分があります。


エバポレーター周辺からの冷媒漏れが疑われる場合などは、このようにユニットを分解し、内部の状態を直接確認することがあります。


冷媒漏れの痕跡を確認


空調ユニットケース内部に見られる緑色の痕跡
空調ユニットケース内部に確認できる緑色の痕跡

写真では、ケース内部に緑色の痕跡が確認できます。


カーエアコンの冷媒漏れ点検では、冷媒回路に蛍光剤を使用する方法があります。蛍光剤が冷媒やオイルと一緒に漏れた場合、その場所に痕跡が残るため、漏れ箇所を探す手掛かりにします。




こんな症状があれば早めの点検がおすすめです


カーエアコンには、不具合の初期段階でいくつかの症状が出ることがあります。


  • 以前よりエアコンの冷えが弱くなった

  • 走行中は冷えるが、停車中は冷えにくい

  • エアコンガスを補充しても、しばらくすると再び効かなくなる

  • 左右や前後で冷え方に差がある

  • エアコン使用時に異音がする

  • 吹き出し口からぬるい風しか出ない


症状によって考えられる原因は異なります。特に「ガスを入れると一度は冷えるが、また効かなくなる」という場合は、単純なガス不足だけではなく、冷媒漏れの可能性も含めて確認したほうがよいでしょう。


エアコン修理は「ガス補充」より原因診断が重要


カーエアコン修理では、最初から特定の部品が悪いと決めつけるのではなく、現在の症状から原因を順番に切り分けていくことが重要です。


HONEYCOMB maintenance SHOPでは、車両の状態や症状を確認したうえで点検を行い、必要な修理内容を検討します。


場合によっては簡単な点検で原因の手掛かりが見つかることもあれば、今回の写真のように内装や空調ユニットを分解しなければ確認できないケースもあります。


「とりあえずガスを足す」のではなく、なぜ冷えなくなったのかを調べることが、再発を防ぐうえでも大切です。



宮崎市で車のエアコン不調にお困りの方へ


「エアコンが以前より冷えない」「ガスを補充してもまた効かなくなる」「リアエアコンの冷え方がおかしい」


このような症状がある場合は、一度原因を確認してみることをおすすめします。


宮崎市村角町のHONEYCOMB maintenance SHOP(ハニカムメンテナンスショップ)では、カーエアコンの不調を含む故障診断・一般整備に対応しています。


症状を確認しながら必要な点検を行い、修理が必要な場合は状態に合わせて内容を検討します。「これってエアコンガスだけの問題?」という段階でも、お気軽にご相談ください。


HONEYCOMB maintenance SHOP 宮崎市村角町中尊1826-1



車のエアコン修理についてよくある質問


Q. 車のエアコンが冷えない場合、ガスを補充すれば直りますか?


冷媒不足だけが原因であれば冷え方が改善する場合があります。ただし、冷媒が漏れて減っている場合は、ガス補充だけでは再び効かなくなる可能性があります。まず原因を確認することが大切です。


Q. 車のエアコンガス漏れはどうやって調べますか?


目視点検のほか、冷媒回路の状態や圧力の確認、蛍光剤や専用機器などを使って漏れの手掛かりを探す方法があります。車両や症状によって点検方法は異なります。


Q. エバポレーターからガス漏れするとどうなりますか?


冷媒が減ることでエアコンの冷えが弱くなり、最終的に十分に冷えなくなる可能性があります。エバポレーターは車内側に配置されていることがあり、確認のために内装や空調ユニットの分解が必要になる場合があります。


Q. エアコンガスを入れても、また冷えなくなるのはなぜですか?


冷媒回路のどこかに漏れがある場合、補充した冷媒が再び減少している可能性があります。そのため、繰り返し補充する前に漏れの有無を点検することが重要です。


Q. 車のエアコン修理はいくらかかりますか?


原因や分解範囲、必要な部品によって修理内容は大きく変わります。まず故障箇所を診断し、その結果をもとに必要な作業を確認するのが基本です。

 
 
 

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